東日本大震災・阪神大震災を教訓にし、住まいの耐震で、大切なものを守ろう!

耐震工事はなぜ必要か?

耐震工事はなぜ必要か?

1995年に起きた、阪神・淡路大震災以降、住宅の「耐震化」に大きな注目が集まりました。なぜかといえば、この地震では、6000人を超える死者のうち、83%が家屋が倒壊したことによる「圧死」「窒息死」だったことがわかったからです。壁などが倒壊し、胸や腹部が圧迫されて呼吸ができなくなったり、体の厚みが変わるほどの激しいダメージを受けたりして亡くなっていったのです。想像するだけで恐ろしい出来事です。生き残るためには、いかに、住宅の耐震化が重要であるかを突き付けられた災害でした。

一方、2009年に起きた、駿河湾地震では、最大震度は6弱。阪神・淡路大震災級とは言いませんが、大きな規模の地震だったにも関わらず建物の全壊はほとんどなく、倒壊による死者はゼロでした。この差は何なのでしょうか?このエリアは、昔から東海地震が「いつ来てもおかしくない」と地震発生の切迫性が指摘されている地域です。そのため、住宅の耐震化はもちろん、家具の固定や防災用品の常備に至るまで、県民の防災意識はとても高く、それが被害を最小限にとどめたと評価されています。

みなさんの防災意識はどうでしょうか?「大きな地震がある確率って低いんでしょう。」「地震が来たとしても、自分たちの家は大丈夫。」こんな風に思っていませんか?実際、大阪府が2009年に行った住宅の耐震に対するアンケート調査でも、自分の家がかなり被害を受けると思っている人は3割に過ぎず、残りは、自分の家は大丈夫、多少の被害で済むと思っている他、生きている間に大地震は来ないと考えている人も。また、耐震対策をした人はたったの1割に過ぎませんでした。

地震大国と言われる日本では、いつでも、どこのエリアでも、大きな地震が発生してもおかしくありません。高い防災意識を持って備えることが必要です。ここでは特に、みなさんのお住まいの耐震工事について詳しくお伝えします。自宅の耐震は大丈夫か、耐震工事って何をやるのか、どれぐらいの費用がかかるのかなど、来るべき大地震へ備えてください。